AIを使った開発において、ツールは欠かせませんね。
ただ気になるのが、
・このツールは何に適しているか?
・どんな使い方に向いているのか?
・実際どれを使えばいいのか?
といった点ではないでしょうか。
最近のわたしは、ChatGPT、Claudeデスクトップ、Claude Code、Codexの4つを使っています。
実際、わたしも最初は同じ感覚でしたし、使い分けの意味はそこまでないと思っていました。
そもそも何がどう違うのかがよくわからなくて、全部まとめてAIがコードを書いてくれるものくらいの認識だったんです。
でも使っていくうちに、同じように見えていたツールにも、役割の違いが少しずつ見えてきました。
今回は、いま自分の中で落ち着いている使い分けを、実体験ベースで整理します。
この記事のまとめ
- 使い分けは機能より役割で考えるとよい
- 設計と実装で向く道具は分かれやすい
- 最初は全部覚えず一つずつ試せばよい
最初は全部同じに見えていた
AIツールを調べ始めると、本当にいろいろな名前が出てきます。
ChatGPT、Claude、Gemini、Copilot、Codex、Claude Code。
最初のうちは、それぞれの違いがあまりわかりませんでした。
どれも会話しながらコードを書いてくれるなら、そんなに変わらないのではと思っていたんですよね。
AIエージェントという言葉も、最初はあまりピンときませんでした。
チャットAIと何が違うのかが、しばらく見えなかったです。
モデルの違いも同じでした。
Claudeなら「Opus」や「Sonnet」、ChatGPTなら「4o」のようにいろいろありますが、最初のわたしはそこまで意識していませんでした。
まず混乱したのは、モデルよりもツールそのものの役割でした。
感覚が変わったのは、複数のツールを同時期に触り始めてからです。
ひとつの作業をしているときに、
・この作業はこっちの方がやりやすいな
・これは別のツールに頼んだ方が早いな
・複数を同時に動かしたいな
そういう感覚が少しずつ積み上がってきました。
意図して細かく分類したというより、使っているうちに自然と役割が分かれてきた形です。
ここで大きかったのは、ツールを名前や機能で覚えるより、何を任せると楽かで見るほうが整理しやすかったことでした。
わたしの場合は、気軽に相談する役、指示を整える役、設計を考える役、実装を進める役に分かれていきました。
今は4つをこう使っている
いまのわたしの使い分けは、ざっくりこうです。
■Claude(Proプラン)
Claude Codeに渡す指示文を整える場面で使うことが増えました。
これが自分の中ではけっこう大きな発見でした。
AIで、別のAIへの指示を整える感覚です。
曖昧なまま渡すより、ここで少し整理してからClaude Codeに渡したほうが、意図が通りやすいと感じています。
■Claude Code(Proプラン)
初期設計や改善プランの整理で使うことが多いです。
ターミナルという、文字で操作する画面の中でファイルを見たり、書き換えたり、コマンドを実行したりできます。
なので、プロジェクト全体を見ながら、どう進めるかを考える場面に向いていました。
■ChatGPT(Plusプラン)
日常の軽い相談や、文章をざっくり整理したいときに使っています。
・少し聞きたい
・少し確認したい
そういう、構えずに投げたい場面で使いやすいです。
■Codex(Plusプラン)
実際に動くものを作る場面で使うことが多いです。
試行錯誤しながら前に進めたいときに相性がよく、実装を進める役として使いやすいと感じています。
日本語の細かい意図はClaude Codeの方が通りやすい場面もありますが、何度も試したいときはCodexのほうが助かることがありました。
ちなみに制限に引っかかったことは一度もありません。
設計と実装で向きが変わる
この4つを使っていて見えてきたのは、設計と実装では向いている道具が変わりやすいということです。
たとえば、
・どういう構成にする。
・どこから手をつけるか
・この機能をどんな順番で作るか
こういう整理は、設計寄りの時間ですよね。
一方で、実際にファイルを書き換えて、動かして、また直す。
この繰り返しは実装寄りです。
ここが混ざってくると、同じAIツールでも得意不得意が見えてきます。
わたしはいま、Claude Codeで設計やプランを考えて、Codexで実装を進める流れに落ち着いています。
もちろん、これが正解かはまだわかりません。
AIツール自体の変化も早いですし、数か月後には違う使い方になっているかもしれません。
それでも、今の自分にはこの分担がいちばん無理なく回っています。
AIエージェントとの違いも見えた
この使い分けが見えてくると、チャットAIとAIエージェントの違いも、少しずつ整理しやすくなりました。
チャットAIは、会話しながら考えを整理したり、答えを出したりする役です。
コード例を出してくれることもありますが、それをどこへ入れるか、どう実行するかは、自分で動くことが多いです。
一方で、AIエージェントは、ファイルを開く、書き換える、コマンドを実行するといった手を動かすところまで踏み込みます。
入口はどちらも会話に見えるので、最初は違いが見えにくいんですよね。
でも実際に使うと、役割の差ははっきりしています。
だからこそ、全部を同じ箱に入れて考えるより、相談役なのか、指示を整える役なのか、実際に作業する役なのかで分けたほうがわかりやすいです。
最初は一つずつ増やせばよい
ここまで読むと、4つも使い分けるのは大変そうだなと感じる人もいると思います。
でも、最初から全部覚える必要はありません。
わたしも最初からきれいに整理できていたわけではなく、触ってみて、足りないところが見えて、そのたびに別のツールを試してきました。
なので、まずはひとつ使ってみる。
そこで物足りなさを感じたら、次を試してみる。
そのくらいで十分だと思っています。
モデルの違いも、最初から細かく追わなくて大丈夫です。
まずは使う役割をつかむことの方が大事でした。
どのツールで何をするとラクかが見えてくると、必要な違いだけ後から入ってきます。
自分なりの分担が見えればよい
4つの使い分けは、誰にでも同じ形になるとは限りません。
人によってはChatGPTだけで十分かもしれませんし、2つで回ることもあると思います。
それでも、ひとつ言えるのは、全部を同じものとして扱わないほうがラクだということです。
少しでも役割が見えてくると、AIツールとの付き合い方がとても整理しやすくなります。
今のわたしは、
・気軽な相談はChatGPT
・指示整理はClaude
・設計と改善プランはClaude Code
・実装と試行錯誤はCodex
の分担で落ち着いています。
もし今、どのAIを使えばいいのか迷っているなら、まずは全部覚えようとしなくて大丈夫です。
まずはひとつ使ってみる。そして役割が見えてきたら、次を足してみる。
その順番で十分です。
使い分けは、勉強して覚えるというより、使っているうちに見えてくるものだと思っています。
今日もコツコツできることを積み上げていきましょう!

